♦素材
リンクスという特殊な織機を使用して織られたジャージー素材。
従来の編み機では作れない、凹凸のある独特な表面感となっています。
糸自身もドライタッチなものを使用することで、肉感はありつつも清涼感のあるタッチ。
 
伸縮性のあるジャージながら、凹凸のある表面感・カサカサとしたドライなタッチ感によって、布帛の様な仕上がりです。
 
♦デザイン
身幅にボリュームのある、シャツ見えするプルオーバーです。
肩幅を設定せず、ネックから袖に向かって急激なラインを取る事で、衿元にドレープが生まれます。
着用によって浮き上がる衿元も、このパターンの特徴。
動きによって生まれる様々なニュアンスで抜けを作っています。
 
前後差のあるヘムラインは、フロントインしつつ、後ろはヒップの隠れる長さ。
インしない場合でも、細めのボトムスとも合わせる事の出来る設定にしています。
裄丈は肘ギリギリの、長め設定。春先から秋口まで長いシーズンの着用が可能です。
 
オーバーサイズでジャージー素材というカジュアル要素に、衿と胸元のフラップで角ばったラインをプラス。着心地はイージーながら、キレイめな印象にシフトチェンジしています。
しっかりとした編地ながら、清涼感のある素材の良さも脱カジュアルの大きな要素となっています。
 
♦裏無し・胸は飾りフラップ